食堂・東京屋から出てきてパチンコの看板を持っている人に話しかける寅さん。
JR鹿児島本線の鳥栖駅前。
駅前はかなり整備されている。
ちびとらのいる分離帯のあたりに東京屋があったと思われるが、ロケ後、近くに移転したそうだ。現在は営業していない。
佐賀県鳥栖市京町
2011年8月訪問
夜明駅の駅名看板の前を寅さんが通り過ぎる。
寅さんが降り立った駅は久大本線、日田彦山線の夜明駅。寅さんは第4作でも久大本線に乗っているのでお気に入りの路線のようだ。
駅名看板はもちろん新しくなっているが位置も少し動いているようだ。
大分県日田市夜明
2011年8月訪問
駅舎、改札口に向かう寅さん。
本編では右側のホームに電車が停車していて、駅員が線路を渡っていたが、現在は無人駅となっている。
大分県日田市夜明
2011年8月訪問
沈み橋を渡る寅さん。
久大本線の鉄橋を望み、筑後川にかかる沈み橋である保木橋。
バイをする場所まで徒歩で向かう寅さん。大分県から福岡県に県を越えて歩いている。
川沿いにある保木公園からロケポイントに行くことができる。
福岡県うきは市浮羽町山北
2011年8月訪問
「これが今流行りのコンピューターゲーム」
浴衣姿の温泉客のおじいさん、おばあさん相手にバイをする寅さん。
筑後川沿いの原鶴温泉の一角、畑商店の前。
ちびとらがいる自動販売機の前あたりで寅さんはバイをしていた。
寅さんは夜明駅から徒歩でここまで来たのだろうか。大変な距離である。
福岡県朝倉市杷木志波31付近
2011年8月訪問
「今ね、電機のことを英語でもってコンピューターっていうの」
寅さんの説明に笑うおばあさん。
寅さんの脇にあった郵便ポストは移動していた。(上の写真で店舗の左側にある)
奥のうどん店は酒屋さんに代わっていた。
福岡県朝倉市杷木志波31付近
2011年8月訪問
寺の門前でひと休みしている寅さんと愛子。
旅館夜明で宿泊した2人がやって来たのは法林寺。夜明駅から久大本線に乗り田主丸駅で降りて歩いてきたのだろうか。寅さんの旅は行ったり来たりで気ままである。
右側の電気店は違う店舗になっていた。
福岡県久留米市田主丸町田主丸214
2011年8月訪問
愛子に家出のことを諭す寅さん。
ちびとらがいる門柱のあたりで寅さんが座っていた。
福岡県久留米市田主丸町田主丸214
2011年8月訪問
「あんちゃん…かわいい妹のことを心配しているかもしれねえぞ」
寅さんが「さて行くか」と出発する。
法林寺側から門前街を映したカット。
右側角のクリーニング店は閉店していたが、家並みなどはほとんど変わっていない。
福岡県久留米市田主丸町田主丸214
2011年8月訪問
愛子といったん別れた寅さんが歩いてくる道。
田主丸の路地。左側の石塀の道に沿って歩いてきて左に曲がろうとする。すると愛子が飛び出してくる。
ロケ当時、雑貨店らしき右側角のお店は閉まっていた。
福岡県久留米市田主丸町田主丸450付近
2011年8月訪問
「どうして汽車に乗らなかったんだよ。帰れって言ったろ」
寅さんがこぼしながら愛子と歩いていく道。
田主丸の街にある月読神社の前の道。
奥の茶色い建物などもそのままだった。
福岡県久留米市田主丸町
2011年8月訪問
水天宮の鳥居。祭りの花火。
夏大祭のはじまり。
寅さんと愛子がバイをしにやってきているのは
久留米水天宮。
福岡県久留米市瀬下町265
2011年8月訪問
「さあ、お手に取って見てください。四谷赤坂麹町…」
参道に並ぶ屋台の中で寅さんの啖呵バイの声が聞こえる。愛子をサクラにバイをする寅さん。
久留米水天宮の鳥居から本殿への参道。
寅さんがバイをしていたのはこの石灯篭の脇。
福岡県久留米市瀬下町265
2011年8月訪問
バイも一休み。弁当を食べる寅さんと愛子へのつなぎのインサートカット。
参道脇の筑後川の土手と水天宮。
遠くに見えるのは長門石橋。
土手から生えている大きな木はそのまま残っていた。
福岡県久留米市瀬下町265
2011年8月訪問
寅さんと愛子が食事する。
愛子が寅さんにお茶を入れてあげようとしてこぼしてしまう。
2人が食事をしていたのがバイをしていた場所のすぐ裏の木の横あたり。
※写真は右側が切れています。ロケ当時より右側の木が成長しているためです。
福岡県久留米市瀬下町265
2011年8月訪問
愛子がやかんを返しにいくと寅さんが筑後川の方向の景色を見ている。そこへ光枝がやってくる。
寅さんも見た遠くにうっすらと見える山々はオープニングで食事をしていた鳥栖方面と思われる。
福岡県久留米市瀬下町265
2011年8月訪問
「柴又の寅さんでしょ?」
「常のやつにはね、いつもあんたのノロケ聞かされてたんだよ」
光枝が寅さんに漬物を差し入れて話をする。
常が病気であることを打ち明ける光枝。
土手沿いの道と参道の間には植えこみができていた。
福岡県久留米市瀬下町265
2011年8月訪問
常のお見舞いにやってきた寅さん。
秋月城下町の入口にあり野鳥川(禽川・きんせん)にかかる眼鏡橋。
この野鳥川のほとりで多くのロケが行われた。
それにしてもカラスの常は素晴らしい街に暮らしている。
福岡県朝倉市秋月
2011年8月訪問
眼鏡橋を渡る寅さん(別角度・横から)。
秋月はさまざまなシーンが撮影されているが、ロケ地は徒歩で回ることになる。道路幅が狭く車両の駐車等は困難な箇所が多い。
このロケ地は秋月の冒頭のシーンにもかかわらず最後に撮影した。
なぜかちびとらは寅さんのタオルを着ているが、そのワケは…。
後ほどご紹介します。
眼鏡橋の後、寅さんが秋月の街を歩くシーンとの間のインサートカット。
廣久葛本舗前の道。
秋月は葛の名産地として知られる。
店舗の看板の位置が手前に移動していたため、少しヒキのサイズで撮影した。
福岡県朝倉市秋月532
2011年8月訪問
寅さんが通りすぎる秋月まり店。
※このアングルは本編では登場しません。
本編では店内から撮影していた。
残念ながら訪れた際には店は閉まっていた。
福岡県朝倉市秋月338
2011年8月訪問
たばこ店で道を聞く寅さん。
常の家の場所を聞き、左の方へ歩いていく寅さんだが実は常の家は反対の方角。
奥の右側の角の江藤商店はなくなっていたが、街並みの雰囲気はそのままだった。
福岡県朝倉市秋月579付近
2011年8月訪問
「うちにいるのか。それは良かった」
常三郎の家を訪ねる寅さん。
家の前で光枝とばったり再会する。
常三郎の家があったのは野鳥川のほとり。現在は取り壊されてなくなっている。
奥に見えているのは秋月橋。
ちびとらもがっかりしながら指さした。
福岡県朝倉市秋月275付近
2011年8月訪問
寅さんと光枝が話しながら歩く道。
秋月城址である秋月中学校の前、杉の馬場。
桜並木となっている。
本編にも出ている右側の城址の坂道は瓦坂。
福岡県朝倉市秋月60付近
2011年8月訪問
「へえ、こんないい学校出たのか」
常三郎の母校を見る寅さん。
ロケ当時、城址の石垣の上にすぐ木造の校舎があったが取り壊されていた。
現在は敷地内の奥にやはり木造校舎が建てられているそうだ。CMなどにも登場しているらしい。
福岡県朝倉市秋月60付近
2011年8月訪問
「野郎もう少ししっかり勉強すりゃ、ちっとはましな人間になったのになあ」
「あんまり人のこと言えた柄じゃねえか」
石垣の上の中学校では生徒たちが掃除をしている。
福岡県朝倉市秋月60付近
2011年8月訪問
寅さんと光枝が通り過ぎる秋月郷土館の入口。
看板の文字は書き換えられたようだ。
福岡県朝倉市秋月532-2
2011年8月訪問
秋月郷土館の前を歩く寅さんと光枝。
中学校の部活動らしき生徒たちが走っていく。
郷土館の中から撮影。
目の前の古民家は建てかえられ、土産店になっていた。
福岡県朝倉市秋月532-2
2011年8月訪問
野鳥川のほとりを歩く寅さんと光枝。
常三郎の家から川沿いに下った秀都(ひでいち)橋から今小路橋への道。
廣久葛本舗の裏でもある。
ロケ当時は道がつながっていたようだが、訪れた時は木が生い茂っていて寅さんたちのようには歩けなかった。
福岡県朝倉市秋月532付近
2011年8月訪問
「もうこのへんでいいよ。あんまり長いとあいつまた焼きもちやくから」
寅さんと光枝が別れる。
野鳥川の今小路橋のたもと。
左側の白壁は補修、塗り替えられていた。
この後、この川で地元の子どもたちに交じってちびとらは水遊びをした。ずぶ濡れになり、寅さんのタオルを着て過ごすことに!
福岡県朝倉市秋月553付近
2011年8月訪問
寅さんと愛子が泊まっていた宿。
翌朝、寅さんは手紙を置いて先に旅立つ。置いてけぼりにされた愛子が飛び出してくる。
旅館沖吉があったのは沖端川にかかる三明橋の脇。
訪問当時、橋の工事のため、車の往来のため危険が高く、ちびとらの安全のため思うように撮影ができなかった。
福岡県柳川市矢留町付近
2011年8月訪問
愛子が「ひどいよ、置いてけぼりなんて」と悔しがって飛び跳ねる。
三明橋、沖端川の護岸は工事を行っていた。
このロケ地には柳川の川下りを楽しんで訪れることができる。工事だったこともあり、もう一度行ってみたいと思っている。
福岡県柳川市矢留町付近
2011年8月訪問
焼津港俯瞰。
このシーンは2013年3月の訪問の際に、高草山の笛吹段公園からと思って撮影。その後、寅友の寅福さんがより見通しの良いこの場所を発見。寅友の彰さんを加えた3人で訪問した。
実際の高羽カメラ位置は違うようだが、より景色の良いこの写真をアップした。(マップには高羽カメラ位置と思われる場所もマーキング)
2016年12月訪問
静岡県焼津市 高草山
焼津港。停泊中の船(第28福久丸)。
着物姿の女性が通り過ぎる。
本編に映る旧焼津港のかまぼこ型の屋根は現在、撤去されてしまっている。
左側の3階建ての建物がロケ当時の建物と同じ。
2016年12月訪問
静岡県焼津市中港3丁目9−20付近
出航する船。手を振り見送る人々。
こちらはちびとら単独で訪れた第1回目の訪問時の写真。
2013年3月訪問
静岡県焼津市中港3丁目9−20付近
兄を見送る愛子。そこに現れる寅さん。
再会を喜ぶ愛子。2人のバックには船員サービスセンターの看板とお店。
現在、船員サービスセンターは取り壊されてなくなっているが、私たちが訪れた際には営業していた。
建物も記録として残すことができた。
2013年3月訪問
静岡県焼津市中港3丁目9−20付近
桟橋の端に移動して手を振る愛子と寅さんの後ろ姿。
本編で第28福久丸が映るが、ちびとらの後ろに映っているのは同じ福久丸・第38福久丸だった!
ロケから約32年。こんな発見もロケ地を歩く楽しみの一つだ。
2013年3月訪問
静岡県焼津市中港3丁目9−20付近
愛子の兄が出港する。
終の文字が出る。
焼津港沖北防波堤灯台を映している。ややこしい話だが、本編と赤白の灯台は入れ替わっている。防波堤が延びたことによるもの。
現地で確認してもらえると防波堤が延びたことが分かるはずだ。
2021年10月訪問
静岡県焼津市新屋438付近