夢から覚める寅さん。
間違えて女子学生のカバンを持って下船してしまい、船を追いかける。
「おい、ちょっと待ってくれ」
上天草の合津港。向こうの赤い橋は松島橋。
船の桟橋の位置は変わっている。
学生が地名を「サカイ」と言っているが、どこか分からないようにしたのだろうか…。
熊本県上天草市松島町合津7913−11
2018年7月訪問
「おじさ~ん」と船から学生たちに呼ばれてカバンが違うことに気づく。
寅さんの背後の一番左に映っているのが鮮魚店。写真の一番左の建物が福田鮮魚店。
この熊本県でのロケはラストシーンと一緒にロケが行われているはず。とらやご一行が旅行した熊本に寅さんも来ていたのだ。
熊本県上天草市天草郡松島町合津7913-8
2018年7月訪問
飛行機が空港に着陸する。
大分空港。
残念ながら着陸するシーンは、滑走路がカメラ位置のため撮影できない。
大分県国東市安岐町下原13
2018年8月訪問
ホバークラフトに乗っているとらやご一行。
運転席からの風景。別府タワーが見える。
ホバークラフトは2009年10月に休止。
2023年に運航再開の見込み。
そのため、高崎山自然動物園おさる館から撮影した。
2018年8月訪問
高崎山駐車場入り口の看板。
高崎山自然動物園の入口。
看板の位置なども変わっている可能性大だが、山の稜線と合わせて撮影。
大分県大分市神崎3078−40付近
2018年8月訪問
駐車場入口、只今700匹の看板。
高崎山の自然動物園の施設、駐車場は大きく変わっているので、ピンポイントとは異なると思われる。
駐車場の看板があり、奥の山の見え方が同じ場所で撮影した。
大分県大分市神崎3078ー22付近
2018年8月訪問
とらやご一行が坂道を上ってくる。
サルを見て、さくらと博が「あ!」「いたいた!」と声を上げる。
ロケ当時はこの道の右側に土産店が並んでいたようだ。現在は、国道10号線を挟んで駐車場エリアにおさる館ができたので全てそちらに移動したと思われる。
大分県大分市神崎3098−1付近
2018年8月訪問
とらやご一行が高崎山自然動物園でサルを見学している。
大分県大分市神崎3098−1
2018年8月訪問
とらやご一行が温泉地へ到着する。
杖立温泉。現在のPホール。
温泉街へはバス通りから橋を渡って行くのだが、とらやご一行が歩いた坂道は激変していてPホールなどが建設されて整備されている。
ただ川向うの温泉旅館が手前壁の左側の3軒のようにロケ当時のまま残っているものもある。
熊本県阿蘇郡小国町杖立4190
2018年7月訪問
橋を渡ってきたとらやご一行が温泉街を歩く。
右側に見える銀色の橋が杖立橋。
さて、この杖立温泉は第21作にも登場する。さくらが寅さんを迎えにやって来て、留吉の迎えを受けるのが杖立温泉のバス停だ。
このシーンで看板が映るストアー、かねいしについてはちびとらブログを参照ください。
熊本県阿蘇郡小国町下城3363−3付近
2018年7月訪問
イチョウの木、茅葺屋根の家。
下城の大イチョウ。
樹齢1000年以上といわれている。
茅葺屋根の家はなくなっていた。
熊本県阿蘇郡小国町下城
2018年7月訪問
イチョウの木、茅葺屋根の家のそばをバスが走る。
熊本県阿蘇郡小国町下城
2018年7月訪問
バスで移動中のとらやご一行。
おばちゃんが「ちょっとあんた、浅間山だってさ」とおいちゃんに言う。
「阿蘇よ」とさくら。「あ、そ」とおばちゃんのダジャレが出る会話。
バスは阿蘇山に向かってカーブを走る。
瀬の本レストハウス付近のカーブ。
晴れていれば阿蘇山がきれいに見える。
熊本県阿蘇郡南小国町満願寺5621付近
2018年7月訪問
阿蘇山。
千里という文字が見えるパーキングエリア。
阿蘇山を展望するニュー草千里。
熊本県阿蘇市永草2391−15
2018年7月訪問
とらやご一行の2泊目。博が魚釣りをしている。おいちゃんが「いいな~、昔は日本中こんな風だったんだろうな」とつぶやく。
とらやご一行が宿泊したのは栃木温泉の小山旅館。博が着ている浴衣に小山旅館の文字。
訪問時、2016年の熊本地震の被災で道路が通行止めのため栃木温泉へは行くことができなかった。
小山旅館は2021年8月リニューアルオープン。
バスガイドが観光案内をしている。
熊本城が映るほか、住友信託銀行、ゲームセンターなどの建物。
熊本城の前の電車通り。
住友信託銀行は三井住友銀行、ゲームセンターの看板があった建物は大劇になっている。
熊本県熊本市中央区手取本町5付近
2018年7月訪問
熊本城で精神的に疲れ果てたおいちゃんとおばちゃんが旅程を1日早めて柴又へ帰りたいと話す。
熊本城は2016年の熊本地震の被災により復旧作業中のため、一般見学ができなかった。
そのため外部から撮影した。
りつ子と言い争いをして家を飛び出す寅さん。
缶を蹴っ飛ばす。
葛飾区新宿、中川の土手のそばにある民家。
ちびとらが土手で寅さんの真似をした。
寅友・寅福さんが発見されたロケ地。
※個人宅のため、訪問時は配慮が必要です。
葛飾区新宿2付近
2021年3月訪問
りつ子が関口フランスパン店でロールパンとバケットを買う。
店内からのカットがこちら。店の位置には民家が建っているので高羽アングルでの撮影は困難。奥に見えるのが中川橋。
関口フランスパン(ベーカリー)店はロケの後、移転している。また、このあたりは道路も新たに建設された。
東京都葛飾区新宿2-11付近
2021年3月訪問
りつ子がパンの代金を払ってくれた寅さんにお礼を言いながら歩く。
「いい絵を描けよ」
2人が歩いているのが、ロケ当時の関口フランスパン店から中川橋への道。
左側にえざわ商店などが並んでいる。
また、本編で映るように奥は突き当りになっているが現在は道路が走っている。
東京都葛飾区新宿2-9-1付近
2021年3月訪問
りつ子を見送る寅さん。
寅さんのバックに信号機が映るが、現在の中川橋東詰の交差点の信号。
寅さんのバックにある木は、中川橋のタブの木。中川橋の架け替えの際、ロケ当時の樹木は移植が不可能だったため伐採された。
現在、その苗木が植えられている。
東京都葛飾区新宿2-9-1
2021年3月訪問
りつ子が「さよなら、私のパトロン」と言って帰っていく。
りつ子の家は中川の土手を南へ行った所なので方角は合っている。
ただ、パン屋からは別の帰り方もあるが、りつ子は中川の土手が好きなのだろう。土手を歩いていく。
「本日はこの私が皆さんのパトロンになったつもり」
雑誌のバイをする寅さん。
浅草・仲見世商店街。
寅さんがバイをしていたのがアオキカメラの前。前作に続いて浅草でのバイ。
ロケ当時、そして訪問時にも左奥の角にあった松坂屋は現在、別の店舗になっている。
東京都台東区浅草1-30−1
2010年3月訪問
りつ子が恩師の家を訪ね、三田の結婚の話を聞いた後に歩いてくる。
江ノ島電鉄、通称江ノ電の稲村ケ崎駅そばの道。
このロケ地は2012年の夏に訪れているが、再訪した。
神奈川県鎌倉市稲村ガ崎3-7−14付近
2021年12月訪問
りつ子が階段の道を降りていく。
江ノ電が通過する。
今作では、船や飛行機、ホバークラフト、バスと九州での乗り物が数多く出てくる中、鉄道が出てこないと思いきや遂に登場。
再訪したのも江ノ電が通過する写真を撮影したかったからだ。
フルーツを抱えた源ちゃんを伴って、りつ子の見舞いにやって来た寅さん。
バックには中川大橋。
東京都葛飾区新宿2付近
2021年3月訪問
さくらとりつ子が話す。
中川の土手。
奥に映っているのが中川橋。
東京都葛飾区青戸8-24−29付近
2021年3月訪問
カメラがパンすると映るのが西念寺。
さくら、満男とりつ子が土手を歩いていく。
3人は中川大橋の方へ歩いていく。
右側に映っているのが長久山延命寺。手前の木々が成長して見えづらくなっている。
「自分の一番好きな絵は誰にも売り渡したくない。まして気に入らない絵は売りたいわけがない」
絵のバイをする寅さん。
阿蘇山の中岳火口近くの山上身代不動の横。
高羽アングルピンポイントは柵ができて入れなかった。ラストのカットも立入禁止エリアとなっていた。
熊本県阿蘇市竹原
2018年7月訪問